4月22日、昨年の台風19号により被災された豊野町・C様邸の
災害復旧工事が無事完了して、お引渡しを行いました。
新築当時にこだわった、北海道産アオダモ。
ご夫婦でデザインされたオリジナルドア、ホールから廊下へと続く腰壁等
すべてオンリーワンの手づくりでした。
今回の復旧工事であらためて実感し、わかったことがあります…
それは無垢材のタフである事。
工業製品のドア・枠材・下駄箱はふやけて見るも無惨な姿になってしまいました。
しかし無垢材の玄関框・手摺・ドア・障子等は、若干変形しましたが、
自ら呼吸し水分を調湿できるので手を加えれば十分再利用が可能でした。
これぞ正に先人の知恵。
想い出の大切な部分が残り、C様も喜んでいらっしゃいました。
楢の床材はDIYで塗装。
これからご家族で力を合わせ、楽しみながら、
安全性の高いドイツ製自然塗料で仕上げていきます。
C様ご家族のこれからの未来を応援していこうと強く思った一日でした。